真珠と英虞湾

真珠のふるさと、英虞湾

三重県志摩市は古くから天皇の食糧、神に供える御饌を奉る国として、御食つ国(みけつくに)と呼ばれるほど、豊かな水産物に恵まれた地域です。英虞湾は三重県志摩市の志摩半島南部に位置し、リアス式海岸の複雑な海岸線と賢島をはじめとした無数に浮かぶ島影がとても美しく、昭和21年に、戦後最初の国立公園として指定され伊勢志摩国立公園の中心をなしています。現在では、人と海とが関わりながらゆたかな自然環境が保たれてきた沿岸域を「里海」と呼び、この美しく豊かな自然に恵まれた地域を次世代に引き継いでいくための取り組みも行われています。

英虞湾

横山展望台

英虞湾を一望できるスポットです。リアス式海岸と真珠の養殖イカダが織りなす、自然と人の営みが融合した風景を楽しめます。

大王埼灯台

大王埼灯台は、志摩半島の東南端に位置し、全国有数の参観灯台の一つです。2004年に灯台としての役割を終えてからも、360度の大パノラマが見える観光スポットとして、活躍しています。

磯笛岬展望台

太平洋と英虞湾が一望できる景勝地であり、展望台から見える夕日は、日本の夕日百選にも選ばれています。また、展望台に立つ「ツバスの鐘」を鳴らすと出世と幸運に恵まれるといわれています。

金比羅山

標高110メートルの低い山で、山頂の展望台に上ると、英虞湾と太平洋、そして志摩半島を一望することができます。また山の中腹には、弘法大師空海が建立した御座爪切不動尊があり、空海が自らの爪を以て石に刻んだとされる不動明王が祀られています。

伊雑宮

伊雑宮は一般には「イゾウグウ」ともよばれ、伊勢神宮内宮の別宮であり、別宮14社のうち、特に高い格式を誇っています。約2000年前の第11代垂仁天皇の御代であり、皇大神宮が鎮座した後、倭姫命(やまとひめのみこと)が巡行する際に、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)が奉迎して、この地に当宮を創建して、皇大御神の御魂をおまつりしたと伝えられています。

合歓の郷

英虞湾を臨む大崎半島の大部分を占める複合型リゾート。ゴルフクラブやマリーナを所有するリゾート施設として、広大な敷地と自然を活かした体験プログラムやフィールド&マリンアクティビティが充実しています。

御座白浜海水浴場

白い砂と透明度が抜群のビーチ。「快水浴場百選」に選ばれ、海水浴シーズンには多くの海水浴客で賑わいます。遠浅で波のおだやかな海水浴場です。

立石神社と夫婦石

立石神社は、立石湾にある大きな夫婦石をお祭りする神社です。立神の地名は、「立石の神」から起きたそうです。歳の暮れには大石に掛けられている大注連縄が掛け替えられます。1年間大石に掛けられていた古い注連縄はご利益があるといわれ、1センチ程度の小束にまとめられたその小束は「かざぼ」といって、擦ることで皮膚病に効果があるといわれてます。


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